2010年3月30日火曜日

ここから

リビングルームが撤収してゆく。
居間にかかわりつづけた人々が手伝いにくる。
今までリビングルームで交換してきた人も、たむろしてきた人も、店員であった人も。

2010年3月29日月曜日

居間が解体されてゆく

ひとつひとつ、居間の要素が
きえてゆく。
そこがなにもなかったことと、
何かがあったことが見えてくる。

さらばコタツ

リビングルームからコタツがなくなる。小さなちゃぶ台に代わると、なん
だか変な感じがした。

2010年3月27日土曜日

品札の模倣

ある少年、品札にとても興味を持っている。まちがえながらも、一生懸命
うつす。

2010年3月25日木曜日

閉店の前

そこにたくさんの人が居たことを、
示している閉店前の光景。
店員はすこしだけ片付けをして、
その日の出来事を業務日報に記す。

2010年3月24日水曜日

クレバーな移送

なかなかいい方法で交換してゆく。
このあと、鍋をたべていった。

2010年3月23日火曜日

料理中

ただいま鍋をつくっています。

2010年3月22日月曜日

リビングルームの鍋

ある客が鍋料理の本を持ってきて、どれをつくるか店員と相談する。
明日の18時半からコクきわだつ豚肉のビール鍋を食べることになっ
た。

2010年3月20日土曜日

ようやくのドンヂャラ

コタツがあらわれて、前からあったドンヂャラがちょうど良いサイズとい
うこともあり、遊ばれていた。
十数日前、ここにはただ一枚の布がしかれているだけであった。
いま、周縁との交換による、我々の場所がそこにある。

2010年3月19日金曜日

みんなの居間

お母さん世代もだんだんとリビングルームにやってくるようになって、幅
広い世代が集う場所になってきた。
まるで、そこに家族がいるようだ。

2010年3月18日木曜日

我々の居間

みんなの持ち物として機能している。1人は歯医者にいくのが嫌で
ソファに座っている。

いつもの人

お店にくるというよりは、リビングにきて話して帰っていった。あとでま
たくると言った。

2010年3月14日日曜日

リビングルームは訪れた人がつくる

品札を書く業務が永遠に続く。
商品の合計は106個になった。
夜遅くのお客たちと交換し話す。
お湯をわかして
ラーメンをともに食べた。

2010年3月13日土曜日

そこにいる

人が集まる。子が集まり、親が集まる。物が集まり、だんだんと家のよう
になる。リビングルームは7日目になった。

2010年3月12日金曜日

品札は関係の表し

リビングルームの商品には品札がついている。商品名とそのものに関する
ストーリーが記されている。

目の前の無知

リビングルームの向かいに
いつもはないお店がでている。
座って話すお客には時々くるこの店はいつものことのようだ。

2010年3月11日木曜日

チラシ配り

団地2000戸にチラシを配る。いくつかの棟は子どもたちがすでに
配ってくれているようだ。

2010年3月10日水曜日

2010年3月9日火曜日

店になること

タンスが人気である。さきほどソファの予約がはいった。
店と居間。時間によって、空間の役割が変わっていく。関わる人によって
変わっていく。
そろそろ小学生がやってきて、彼らの居間となる時間だ。

ソファあらわる。

リビングルームにソファが来た。
このソファの色違いをもってる、
という人が2人いた。
なぜ家具が似るのだろう。

2010年3月7日日曜日

世代なき居間

午後リビングルームに居た青年と少年は、おなじ小学校の先輩後輩の関
係。校歌は今と昔で変わっていないのかと確認しあっていた。

関わる、もらう。

団地2街区19棟でタンス、棚、鏡を受け取る。初めて団地の
家の中にお邪魔した。

机がきた。

歩いていると、おなじ商店街の寿司屋さんに声をかけられ、机をうけとっ
た。
リビングルームに机を置くと、すこし居間らしくなり、くつろぐ2
人が居た。

団地を巡る

早速リビングルームから団地を巡る。

2010年3月6日土曜日

リビングルーム営業開始

北本団地商店街でリビングルームが営業をはじめました。大きな団地の地図と、カーペットが敷かれています。店頭にはリアカーが置かれ看板には店名が記されています。
試供品